自分の将来の夢というのは、これと言って具体的なものは持っていませんでした。
大学に入学して、就活をして卒業をして、OLになるという漠然とした考えしかありませんでした。
こんな私が、やってみたいと思うことを見つけたのです。
キャンパスの友人と、何気に寄った小さな喫茶店でした。
そこがとても魅力いっぱいに感じました。
普段よく使うのは、カフェのチェーン店です。
でもその日入ったのは、昔ながらの喫茶店という雰囲気のお店でした。
小さいけれど落ち着いた、とてもお洒落に感じられるをお店でした。
くつろぎの空間という言葉がぴったりだったのです。
こういう場所で飲むお茶って、全く違ったように感じました。
スイーツも、とても美味しく感じました。
マスターも雰囲気のいい人で、お喋りもできました。
こんなお店を自分も持ってみたい、経営してみたいと初めて思いました。
その店に通うようになったのですが、ますます自分の喫茶店が欲しくなりました。
そこで、開業資金のことなども気になるので、検索をやっていきました。
そうしたら、女子大生ではとてもじゃないけど手が出せないことがわかりました。
500万円から600万円、こんなお金が必要なの?って感じです。
今の私に、このお金をどうにかすることなんかできません。
親にも経営したい話はしてみたのですが、不景気な世の中で成功するはずがないと言われました。
もちろん資金的な援助するゆとりもないことはわかっています。
それでも、やはり自分のお店は持ちたい気持ちが消えることはありません。

 

 私にお金くれる人の話を持ってきてくれたのは、高校時代の友人だったのです。
お金くれるパパを発見、大学を卒業したら雑貨屋さんを経営しようと思っていることを伝えてきました。
しかも食事だけでお金を稼ぐと言うのですから、驚くばかりでした。
とんでもないお金儲けを手にした友人は、とても表情が明るく自信に満ちていました。